1974年福岡県生まれ。2002年東京綜合写真専門学校を卒業。スポーツという近代的概念が生まれる以前の世界各地で伝統的に行われている格闘的な祭事を、その只中に身を投じながら撮影し、人間の「生」についての本質的な問いに対して写真で肉薄する作品を発表している。2016年Daegu Photo Biennale(韓国)、2018年Taipei Photo(台湾)、2019年Noorderlicht International Photography Festival(オランダ)などの国際展に参加。個展多数。2016年、写真展「手負いの熊」「骨の髄」で第28回写真の会賞を受賞。2020年に写真集『骨の髄』にて第20回さがみはら写真賞を受賞。2021年、同写真展にて第45回伊奈信男賞を受賞。

出版物

2013 『Shrove Tuesday』 TOTEM POLE PHOTO GALLERY
2016 『手負いの熊 / Wounded Bears』 TOTEM POLE PHOTO GALLERY
2020 『骨の髄 / Down to the Bone』 新宿書房

個展

2023-「綺羅の晴れ着」 The Third Gallery AYA,大阪
2023-「綺羅の晴れ着」 Zen Foto Gallery,東京
2021-「綺羅の晴れ着」 Kanzan Gallery,東京
2021-「身体の沃野」 The Third Gallery AYA,大阪
2020-「骨の髄」 銀座ニコンサロン,東京
2020-「Shrove Tuesday & Opens and Stands up」 Yartgallery,ソウル,韓国
2019-「Charanga」 TOTEM POLE PHOTO GALLERY,東京
2017-「Opens and Stands up」 TOTEM POLE PHOTO GALLERY,東京
2017-「祭事にみる人間の”生”」 おぼろ月夜の館,長野
2016-「手負いの熊」 おぼろ月夜の館,長野
2016-「骨の髄」 TOTEM POLE PHOTO GALLERY,東京
2015-「手負いの熊」 TOTEM POLE PHOTO GALLERY,東京
2013-「Shrove Tuesday」 新宿ニコンサロン 大阪ニコンサロン

グループ展

2021-「地とひと This is our Land」 Zen Foto Gallery,東京
2019-「26th Noorderlicht International Photography Festival 2019」Noorderlicht Photo Gallery,フローニンゲン,オランダ
2018-「Taipei Photo 2018」 中正紀念堂,台北,台湾
2018-「いとなみと影法師」 新潟絵屋,新潟
2016-「Daegu Photo Biennale 2016」 Daegu Culture & Arts Center,大邱,韓国



受賞

2016- 第28回写真の会賞
2020- 第20回さがみはら写真賞
2021- 第45回伊奈信男賞

甲斐啓二郎の書籍