Summer of the DEAD
東京、沖縄、香港マカオ。見えないゾンビと戦いながら、共に旅した2人の冒険の書。
「ゾンビ対策」
「これは、来たるゾンビ化社会に向けての対策本」(佐内正史) 時間や情報に追われる日々をつつがなくやり過ごしているうちに、いつしか思考が止まり感受性は麻痺し、心が動かなくなっていく・・・それこそが、社会に蔓延する、恐ろしい”ゾンビ化”という病。そんなゾンビに真っ向から立ち向かって生きる男、写真家・佐内正史と詩人・御徒町凧がタッグを組み、共に1冊の本を作りました。
「バンド」
この本は、写真家の写真+詩人の詩で構成、というような分かりやすい分業体制では作られていません。「バンドみたいに作った」(佐内正史)というように、2人でたくさんの時間を過ごし、言葉を交わす中で、互いに影響し合いながら、少しずつ形になっていった作品です。夜な夜な集まっては編集作業を進めていく様子は、さながら高校生バンドの部室のようでした。
「旅」
2016年夏、東京。2017年夏、沖縄。2018年夏、香港マカオ。2人のゾンビバスターの旅は、国境を越えてさらに南へ。濃密な夏の空気の間に2人が見たモノが、写真と詩の言葉に収められています。
― 出版社説明文より
- 判型
- 227 × 144 mm
- 頁数
- 256頁
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2018
- 言語
- 英語、日本語