大阪
関西を拠点とし、人と土地の姿を力強く撮影してきた百々俊二。
自身が生まれ育った記憶をたどり、三年の歳月をかけて撮影した大阪。
JR大阪駅北の「北ヤード」、鶴橋、千日前、甲子園球場…
雑多で猥雑、人間臭さが醸し出す街の魅力或いは魔力。
色が消えた景色が語り出す本質の気配。
歴史の痕跡を今も残す大阪の半世紀の姿を
8×10の大判カメラで捉えたモノクロームの世界。
アートディレクション:鈴木一誌
寄稿:鷲田清一
- 判型
- 262 × 262 mm
- 頁数
- 188頁
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2010
- ISBN 978-4-86152-255-0 C0072