帯と砂 Kyoto/Enoshima
「夏の昼下がり、先斗町の細い路地を歩いていると、むせるような暑い日差しの中を白い着物姿の芸子が歩いていた。女の中心には常に大きな帯があり、流れるように移動する。女の喜びや悲しみを腰に結むでいるようだ。」
― 溝口良夫(本書あとがきより)
性への情熱とこの世界へのまなざし。生きることは撮ることだと思わせられる純粋写真集。
溝口良夫、新たな金字塔。
- 判型
- 225 × 273 mm
- 頁数
- 176頁、掲載作品170点
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2024
- 言語
- 英語、日本語
- エディション
- 400