灯台
高速なスライドショーのようなものとは違う。
「走馬灯」という言葉もしっくりこない。
例えるならば、故郷の海でみた灯台が放つ光。
光をまとったイメージの塊が、
ゆっくりと弧を描いて迫ってくるような感覚だ。
木村和平(あとがきより)
木村の4冊目となる写真集『灯台』は、木村が好むノイズやドローンと呼ばれる音楽を聞いたときに感じる、
身体の変化、音と意識の関係、そして脳内に現れる連続するイメージ。
その感覚を、色を排除し、「光」だけを纏わせた写真、
木村の言葉でいう「生活に浮かび上がる静かな絶景」の塊として一冊に綴じ込めたものです。
本書のために灰野敬二氏から頂いたテキストも収載しています。
― 出版社説明文より
- 判型
- 243 × 188 mm
- 頁数
- 80頁
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2019
- 言語
- 英語、日本語