God Counter
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福持の風景写真は10代に働いていた産業廃棄物処理業の現場から始まりました。師・清野賀子との出会いにより見慣れた風景を撮影することにのめり込んでいきいます。
自分の存在を照らし合わせるように撮り続ける写真からは、生に対する苛立ち、祈りや希望などあらゆる感情が迫ってきます。また自然と人間の営みの風景をあるがままに捉えた姿は神秘的な領域に見え、それは本のタイトルである神(信じるもの)であると感じます。
1998年から現在まで撮り続けた福持英助のはじめてとなる写真集をぜひご覧ください。
― 出版社説明文より
はじめてカメラを持ち撮影したのは、10代に働いていた産業廃棄物処理業の現場だった。素材で分けられた様々な物、分別ができず投げ捨てられ山積みになった姿。また集積場所で異様に繁茂する植物達。遊び場でもあったそれらの場所を撮りたいと思った。
通り過ぎる景色の中で、目が離せない場所や存在があることに気づいていく。それは空き地であり、消された落書きの壁であり、人工と自然の痕跡が残っているものたち。
― 福持英助(本書あとがきより)
- 判型
- 257 × 182 mm
- 頁数
- 80頁、掲載作品35点
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2024
- 言語
- 英語、日本語