Ehime
ゲリー・ヨハンソンは80年代中頃からフリーランスの写真家としてキャリアをスタートさせ、欧米を中心とした国、地域で撮影し、静かで重みのある写真を発表してきたヨーロッパを代表する写真家。
本作「Ehime」は、文字通り愛媛県を撮影したシリーズ。
ヨハンソンは70年代と80年代に1回ずつ東京を訪れ、日本という国や東京という都市にとても興味を持っていた。1999年に滞在制作で招待され、愛媛県に降り立った際には東京とのギャップに驚きつつも、自然とモダンな生活が入り混じるその様子に引き込まれた。滞在制作の1ヶ月間、隅々を車で巡り大型カメラで撮影をしてきた。
これまで愛媛県で撮影された作品はいくつかの本で発表をしてきているが、1冊の本にまとめて発表することは初めてとなる。本作品集のために、改めてネガを掘り下げ、幾度も編集を繰り返し、何度でも読み返したくなる1冊となった。
― 出版社説明文より
- 判型
- 220 × 270 mm
- 頁数
- 184頁
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2020
- 言語
- 英語
- ISBN
- 978-4-909442-14-7