FatBoy Zine セット
FatBoyは日記であり、料理本である。しかし、それ以上に、アジアの料理とアイデンティティを記録するための欲張りな試みだ。
イギリスに移住する前、香港とフィリピンで育った際に記録したレシピを収録している。このZINEのレシピは、私が家族と私の周りの世界の両方から学んだものだ。食べ物を媒体として、私たちはアイデンティティ、帰属意識、創造的表現に関するテーマを探求している。
― Chis O’Leary(FatBoy)
Issue 4 "Everywhere at Once"
第4号では、アジアを離れ、ヨーロッパとアメリカで独自の方法でアジアを再現することを決意したシェフやクリエーターに焦点を当てる。
Lucas Sin (Shy Boyz Club & Junzi Kitchen、ニューヨーク)、Erchen ChangとShing Tat Chung (BAO、ロンドン)、Rahel Stephanie (Eat With Spoons / Linda From Accounting、ロンドン) の3人のシェフにインタビュー。各シェフが、プロセス、表現、そしてキッチン外での料理や会話の原動力について意見を述べている。また、以前からコラボレートしているKenneth Lamの美しい写真とエミリー・レオナルドによる料理写真も収録。もちろん、チリオイルから焦がしココナッツバスクチーズケーキまで、定番の5つのレシピも掲載。56頁。
Issue 3 "Palette & Politics"
第3号では、食文化の採用、適応、成長の素晴らしい物語である香港の食とアイデンティティに注目する。ここでは、現在の民主化のための闘いを背景にした共同料理に焦点を当てる。Cynthia Chouが執筆、Jacco Buntがイラスト、Kenneth Lamがフィルムと写真、Xaviar Manhingが写真、エミリー・レオナルドが料理写真を担当。今号のレシピは、共同での食事とシェアリングが中心となっている。56頁。
Issue 2 "At Home in the Philippines"
第2号は、フィリピンに焦点を当てる。アジアの食文化のドキュメントを続けながら、フィリピン料理の豊かな多様性に注目し、相反する味(脂肪分と酸味、甘味と酸味)を使った8つのレシピを通して、繊細さと混沌を浮き彫りにしている。本号では、ハロハロ、ルンピア、レチェ・フラン、ウベアイスといったクラシックなレシピが紹介されている。28頁。
― 出版社説明文より
- 判型
- 210 × 148 mm
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2022
- 言語
- 英語