志賀理江子 ブラインドデート 展覧会
2017年6月から9月にかけて丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催された展覧会「志賀理江子 ブラインドデート」。本書は、展覧会を記録したものにとどまらず、展覧会を追体験し、また再検証できるものです。志賀理江子の「ブラインドデート」をめぐる作品制作や思考過程を探求できる、濃密な3冊組となっています。
『インサイドアウト』では、志賀が展覧会風景やバックヤードなどを撮影し、1冊にまとめました。展覧会がどのようなものだったかを、志賀自身が撮影を通して検証しています。また、美術館の外でも撮影は行われています。一枚一枚ゆっくりと捲らなければならないデザインとなっています。
B5横変形 | 96頁 | ソフトカバー
『リレートーク&ワークショップ』では、展覧会会期中に開催された4回にわたるリレートークとワークショップをもとに構成しました。リレートークでは、いがらしみきお(漫画家)、竹内万里子(批評家)、土田朋水(『ビッグイシュー日本版』編集部)、飴屋法水(美術家、演出家、動物商)の4名と志賀はゲストにまつわる書籍をテーマに対談しました。また、ワークショップでは、美術館近くの河川敷で石拾いをしました。その様子をまとめています。
238×175mm | 104頁 | ソフトカバー
『テキスト』では、ブラインドデート、弔い、亡霊、現実、歌の5章からなる志賀のテキストを収載。展覧会会場でもこの文章は展示されましたが、展示が終わってからも、その文章に新たな解釈を加えながら一部を書き換え続けてきました。また、志賀のテキストとともに、展覧会担当キュレーターである、国枝かつらの論考を収載しています。日英併記。
245×188mm | 88頁 | ソフトカバー
上記3冊は、ゴムバンドでまとめられ、シュリンクされた状態での販売になります。
― 出版社説明文より
- 判型
- 270 x 195 mm
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2018
- 言語
- 英語、日本語