1996年、東京生まれ。幼少期からクラシックバレエを学び、谷桃子バレエ団研究所で訓練を積む中で、身体表現に対する深い理解を培う。多摩美術大学演劇デザイン学科では、舞台美術、演劇、ダンスを融合させた作品制作に取り組み、卒業後は東京藝術大学先端芸術表現科修士課程に進学。在学中にオスロ国立美術アカデミー(KHiO)に留学。大学時代に怪我を経験したことをきっかけに、従来のダンスに加え、身体外での表現方法を模索するようになる。
現在は、写真とダンスを組み合わせたインスタレーションやパフォーマンスを通じて、身体の動きを視覚的に表現することに焦点を当てている。

展示空間におけるパフォーマンスの役割を探求し、静的な写真と動的な身体が交錯する瞬間を捉えることで、観る者に新たな体験を提供することを目指している。これまでに国内外での展示やパフォーマンスに参加し、多様な文化や視点を取り入れながら、常に新しい表現方法を探求している。作品を通じて、「表現の可能性を広げる」という一貫したコンセプトを持ち続け、観る者の感覚や記憶に訴えかける創作活動を展開している。

年表

1996 - 東京都生まれ
2018 - 多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科卒業
2022 - 東京藝術大学先端芸術表現学科修士課程在籍
2023 - オスロ国立美術アカデミー(KHiO)留学

出版物

2020 -「Enchaînement アンシェヌマン」自費出版
2022 -「Leib ライプ – 生きられた身体 –」自費出版
2023 -「Where I Am Act 1 & 2」自費出版

個展

2022 -「石田満理佳 個展」銀座ギャラリーQ、東京

グループ展

2017 -「ノツボミ展 3rd Exhibition 黄」KCCギャラリー、東京
2019 -「第23回 全国公募総合写真展」東京都美術館、東京
2020 -「絵画の筑波賞展」西武池袋本店アートギャラリー、東京
2021 -「多摩美術大学校友会 チャリティビエンナーレ2021」光村グラフィック・ギャラリー、東京
2022 -「東京藝術大学先端芸術表現学科 ATLAS展」東京藝術大学取手校地、茨城
2022 -「Heartwarming 2022 展」銀座ギャラリーQ、東京
2023-「KYOTOGRAPHIE KG+ JAPAN PHOTO AWARD + INTUITION」ホテルアンテルーム京都、京都
2024 -「​Fine Art photography Exhibition vol.5」東京芸術劇場ギャラリー、東京
2024 -「Photographic Visions – Summer 2024」PH21 PHOTOGRAPHY GALLERY、ハンガリー
2024 -「T3 PHOTO FESTIVAL STUDENT GALLERY」グランスタ東京駅構内、東京

受賞

2019 - 第23回 全国公募総合写真展 審査員奨励賞・入選
2021 - 多摩美術大学校友会 チャリティビエンナーレ2021 バックアップ賞

石田満理佳の書籍