ミミ・プラムは、カリフォルニアと西部に関心を寄せる社会派写真家の長い伝統の一人である。
1970年代、プラムは自身のルーツである郊外から、組合選挙のために組織化された農場労働者運動まで、幅広い被写体を探求した。2018年にTBW Booksから出版された初の写真集『Landfall』は、1980年代の彼女のイメージを集めたもので、アメリカのディストピアの夢のようなヴィジョンは、バランスを失って空回りする世界の不安を凝縮している。Landfall』は、Paris Photo/Aperture Foundation First Photobook Award 2019とLucie Photo Book Prize 2019の最終選考に残った。2冊目の写真集『The White Sky』は、郊外で育った幼少期の回想録で、2020年9月にStanley/Barkerから出版された。2022年3月にStanley/Barkerから出版される3冊目の写真集『The Golden City』は、サンフランシスコでの長年にわたる生活に焦点を当てたものである。

2022年グッゲンハイム・フェロー、2017年ジョン・グットマン写真フェローシップ受賞。カリフォルニア・ヒューマニティーズ、カリフォルニア・アーツ・カウンシル、ジェームズ・D・フェラン写真芸術賞、マリン・アーツ・カウンシルから助成金やフェローシップを受けている。彼女の写真は、サンフランシスコ近代美術館、ドイツ・アートコレクション、ロサンゼルス郡美術館、ピア24、ボストン美術館、ダウム現代美術館、イェール大学アートギャラリーに収蔵されている。1986年にSFAIで写真修士号を、1976年にSFAIで写真学士号を取得。

バークレーで生まれ、サンフランシスコ郊外で育ったミミ・プラムは、サンフランシスコ・アート・インスティテュート、サンノゼ州立大学、スタンフォード大学、シカゴ美術館の教員を歴任。現在はカリフォルニア州バークレー在住。

ミミ・プラムの書籍

Hotshoe Issue 209: An Emotional Landscape

トレント・パーク、スティーブン・ギル、ミミ・プラム、川内倫子、ホンマタカシ、深瀬昌久、Jack DAVISON、ロビー・ローレンス、グレゴリー・クリュードソン

在庫無し