澤田育久
Ikuhisa SAWADA
写真家
金村修ワークショップ参加。2014 年よりオルタナティブ・スペース「The White」を主宰。
澤田はカメラが持つ記録性や機械性を利用して、日常的な視覚で認識されていない、新たなものの見方を発見することを試みています。
2011年より継続的に取り組んでいる作品、"closed circuit"では、多くの人が見知っている公共の場所(駅)で撮影された写真を大きくプリントし、展示空間の中で重層的に展示。鑑賞者が写真の間を歩くことでイメージ同士が干渉し、関係性の解体と再構築によってもたらされる新たな風景の発生を試みました。
主な展覧会として、αMプロジェクト2017『鏡と穴-彫刻と写真の界面』vol. 2(キュレーター:光田ゆり / 2017 / αM / 東京)、「space / guide / volume」(2021 / CAVE-AYUMIGALLERY / 東京)、「Export / Import」(助成:オランダ王国大使館 / 2021 / The White / 東京 / ps. K_ot / アムステルダム / オランダ王国大使館 / 東京)、1年間にわたる毎月新作による連続展「closed circuit, monthly vol.1- vol12」(The Gallery / 東京)、『BIENNALE DE L'IMAGE TANGIBLE』(2021 / パリ)など。
アートブックフェア / アートフェアとして、「New York Art Book Fair」(2018 / ニューヨーク)、「Hong Kong ART BOOK FAIR」(2019 / 香港)、「SWAB Art Fair」(2022 / バルセロナ)他に参加。
2017 年に自身のレーベル“The White”より「closed circuit 」、2018年にRONDADEより「substance」刊行。2021年にda大 in printの「c-site.3 : Other 他者」に参加。