7月21日(土) 19:00-20:30 飯沢耕太郎 × 中藤毅彦 トークイベント「ストリートスナップ再考」
日時:2018年7月21日(土)19:00–20:30 | 開場18:30
場所:CASE TOKYO 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1F
料金:1,000円
定員:30名
主催:CASE TOKYO
*キャンセルによる払い戻しはいたしませんので、予めご了承ください。
*当日受け付けをいたしますが、満席の場合は立見でのご観覧となります。
*ご購入時の「注文番号」をお控えください。当日ご提示いただきます。
ゲストに写真評論家の飯沢耕太郎氏、写真家の中藤毅彦氏をお招きしてトークイベントを行います。
60年代半ば以降、森山大道をはじめとする多くの写真家がストリートスナップを精力的に撮り続けてきました。日本では数多くの写真集が刊行され、欧米の写真文化とは一線を画す独自の写真文化が形成されました。また、中平卓馬らによるProvokeなど、伝達手段(アウトプット)としての写真同人誌に影響を受け、70年代は写真家たちが自らが発刊した媒体誌上を発表の場とした時代でもありました。
今展示にて出版した「地平」は1972年に創刊、1977年10号での休刊以降、約40年ぶりの復刊となります。当時のメンバーは百々俊二のみ、阿部淳をはじめとする新メンバー6人を迎え、20代から70代までの幅広い写真家によって構成されました。
近年、肖像権などの問題やデジタルメディアの急速な発展により変化するストリートスナップをテーマに、2人のスペシャリストによる貴重なクロストークを開催します。
飯沢耕太郎(いいざわ・こうたろう)
写真評論家。きのこ文学研究家。1954年、宮城県生まれ。1977年、日本大学芸術学部写真学科卒業。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。主な著書に『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書1996)、『デジグラフィ』(中央公論新社 2004)、『きのこ文学大全』(平凡社新書 2008)、『写真的思考』(河出ブックス 2009)、『深読み! 日本写真の超名作100』(パイインターナショナル 2012)、『きのこ文学ワンダーランド』(DU BOOKS 2013)、『キーワードで読む現代日本写真』(フィルムアート社、2017年)などがある。
中藤毅彦(なかふじ・たけひこ)
1970年東京生まれ。 早稲田大学大一文学部中退。東京ビジュアルアーツ写真学科卒業。 都市のスナップショットを中心に作品を発表し続けている。 国内の他、東欧、ロシア、キューバ、パリ、ニューヨークなど世界各地を取材。 また、裸のラリーズ、ゆらゆら帝国、恒松正敏などのロックミュージシャンのオフィシャルカメラマンを担当するなどアーチストの撮影も行う。
作家活動と共に、東京四谷三丁目にてギャラリー・二エプスを運営、展示の他、ワークショップ等多数開催。写真集に『Enter the Mirror』,『Winterlicht』,『Night Crawler』,『Sakuan,Matapaan-Hokkaido』,『Paris』,『STREET RAMBLER』がある。第29回東川賞特別作家賞受賞。第24回林忠彦賞受賞。
€6.20
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- 発行年
- 2018