津波、写真、それから - LOST & FOUND PROJECT
現在、写真というものは常にぼくらの身近にあって、好きな時にいくらでも撮ることができます。
あまりに膨大にありすぎるために、普段その価値をちゃんと考えることはあまりありません。
ぼくは震災以降、津波に流された写真と関わることで、写真の持っている役割を改めて知りました。
いつでも複製可能であるはずの写真が世界にその一枚しかなくなった時、写真が本来持っている価値が見えてきました。
そして世界中の人と展示を通じて交流してきた中で、ぼくらの経験を形にして共有していくことには意味があると確信しました。
本の印税は全て山元町への寄付金になります。ぜひこの本を手に取って下さい。
― 高橋宗正
- 判型
- 344 x 247 mm
- 頁数
- 152頁
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2014
- 言語
- 英語、日本語
- ISBN
- 978-4-86541-012-9