Leib ライプ – 生きられた身体 –
Leib(ライプ)はドイツ語。知覚と行為が原点である現象学を抜粋し、ここでは“Life Body”=Leib「生きられた身体」、すなわち生命が宿った存在としての身体に着目し、環境と言われる多重露光された写真空間との相互作用によって構成される。また、自己の身体経験から、身体に対する理想と現実のギャップが大きくなり、理想から現実に生じる出来事に対して、物質と身体、全てが重なり合う瞬間を模索し、また自己と他者の関係性を問う。ダンサー(自己)と観客(他者)の間の隔たりを越えて、自己の身体の中で起こっている現在進行形の出来事と空間を共有するための試みである。
― 石田満理佳
デザイン:本多万智
- 判型
- 225 × 155 mm
- 頁数
- 10頁
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2022
- 言語
- 英語、日本語
- エディション
- 30