眼 歩く 1990〜2023
大気のゆらぎ光の移ろいを皮膚に受けとめ、八百万に囲まれ包まれているような一体感に、全身の細胞が活性化されるような感覚。
単純にこういう感覚が新しいものを見たいという衝動を支えているような気がする。
歩き始め、歩き回るといつか何かを見つけることができる。
― 竹谷出(本書より抜粋)
竹谷出(たけや・いずる)
1967年広島県生まれ。1989年に1年間アフリカを旅したのをきっかけに写真を撮り始める。その後京都や名古屋に在住、日本・中国・韓国を歩き撮影し、最近では古典写真技法用いた作品を制作し発表している。写真集はこれまで、2017年に『にほんのかけら Wandering in Japan』、2020年に『影泥棒 Shadow Thief 99profiles』を出版(冬青社刊)。
- 判型
- 155 × 155 mm
- 頁数
- 503頁、掲載作品500点
- 製本
- ハードカバー
- 発行年
- 2024
- 言語
- 英語、日本語