日本写真史の至宝 カメラ・眼 × 鉄・構成

日本写真史の至宝 カメラ・眼 × 鉄・構成

堀野正雄

出版社:国書刊行会

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本書は堀野正雄が美術評論家板垣鷹穂の指導のもと、機械的建造物をレンズの鮮鋭な描写力と自由なアングルで切り取った新興写真の代表的成果である。簡潔な装丁と構成を持つ本書は、近代デザインの優れた成果でもある。

「今ふりかえってみると、『カメラ・眼 × 鉄・構成』は堀野が写真家として意欲的な実験を展開していた1920〜1930年代のほんの短い時期に、奇跡的に出現した写真集に思える。さまざまな要素が細い糸が絡み合うように結びつき、力強く精妙なタピストリーを織りあげていく。それは今もなお鮮やかな輝きを失っていない。」― 飯沢耕太郎

「堀野正雄の最初の写真集『カメラ・眼 × 鉄・構成』は、言うまでもなく日本の近代的写真表現を代表する作品集であるだけでなく、今日に続く「写真集」のターニング・ポイントに位置するものである。それは1枚1枚を単に綴り合わせるだけでなく、ページのレイアウトから印刷方式の選択、タイポグラフィーや装丁に至るまでトータルな表現をもつものとしての「写真集」というかたちの実践に他ならないからである。」― 金子隆一

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判型
260 × 190 mm
頁数
84頁
製本
ソフトカバー
発行年
2005
言語
日本語
エディション
480
ISBN
978-4-336-04486-0

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