1962年、東京生まれ。1995年より写真を本格的に始める。以降、独自のスタンスで写真家として活動、静謐な風景写真が内外で高い評価を得ている。1999年にギャラリー小柳(東京・銀座)にて、シリーズ「Emotional Imprintings」を発表。2003年に写真集『The Sign of Life』を刊行、翌年、スイス、ヴィンタートゥーア写真美術館で同シリーズの個展を開催した。横浜美術館ほか、内外のグループ展に多数参加。2009年に逝去、『至るところで 心を集めよ 立っていよ』が遺作写真集となった。

出版物

2002 -「The sign of Life」オシリス
2009 -「至るところで 心を集めよ 立っていよ Everywhere Gather Yourself Stand 」オシリス

個展

1996 -「Yoshiko Seino with Switch」コム・デ・ギャルソン本店、東京
1999 -「Emotional imprinting」ギャラリー小柳、東京
2003 -「The Sign of Life」ヴィンタートゥーア写真美術館、ヴィンタートゥーア、スイス
2008 -「a good day,good time」ギャラリーTRAX,山梨/プンクトゥム・フォトグラフィクス 、東京

グループ展

1998 -「Gel」ダメリオ・テラス、ニューヨーク
2000 -「Sensitive」カオール写真祭、カオール、フランス
2000 -「反記憶-現代写真Ⅱ」横浜美術館、横浜
2001 -「Surface:Contemporary Photography,Video and Painting from Japam」オランダ写真センター、ロッテルダム
2003 -「Japan:Contemporary Ceramics and Photography: Tradition and Presence」ダイヒトアホール、ハンブルク
2004 -「コモン・スケープー今日の写真における日常へのまなざし」宮城県美術館、仙台
2007 -「Towards a New Ease」ヴィンタートゥ—ア写真美術館、ヴィンタートゥーア、スイス

清野賀子の書籍