写真家。東京都世田谷区に生まれる。慶應義塾大学在籍中に、学生証の写真を撮ってもらったカメラクラブと出会い、写真を始め、寺山修司「天井桟敷」の撮影に取り組む。大学卒業後、一年間は広告代理店への勤務後、アメリカへ旅立つ。ロサンゼルスからニューヨークに渡り、5年程滞在。ファッションカメラマンのアシスタントをしながら、 I.C.P (International Center of Photography)で写真を学ぶ。

80年代当時のニューヨークの写真シーンを賑わせていたのは、シンディ・シャーマンやロバート・メープルソープなどの作品であったが、神藏はむしろ帰国後に出会った荒木経惟の「自流を標榜する」表現に強い影響を受けている。

出版物

1998 - 「たまゆら」マガジンハウス
2002 - 「たまもの」筑摩書房
2015 - 「たまきはる」リトルモア

受賞

1990 - 日本写真協会新人賞受賞

神蔵美子の書籍