生まれ育った奈良を拠点に映画を創り続ける映画作家。一貫した「リアリティ」の追求はドキュメンタリーフィクションの域を越えてカンヌ映画祭をはじめ、世界各国の映画祭での受賞多数。世界に表現活動の場を広げながらも故郷奈良にて2010年から「なら国際映画祭」を立ち上げ、後進の育成にも力を入れる2018年から2019年にかけてパリ・ポンピドゥセンターにて、大々的な「河瀨直美展」が開催された。
東京2020オリンピック公式映画総監督、2025年大阪・関西万博のプロデューサー兼シニアアドバイザー、バスケットボール女子日本リーグ会長、ユネスコ親善大使を務める他、CM演出、エッセイ執筆などジャンルにこだわらず活動を続け、プライベートでは野菜やお米を作る一児の母。

受賞

第50回カンヌ国際映画祭 カメラ・ドール(新人監督賞)(『萌の朱雀』)
第26回ロッテルダム国際映画祭 国際批評家連盟賞(『萌の朱雀』)
ベルギー王立フィルム・アーカイヴ(『萌の朱雀』)
第21回山路ふみ子福祉賞(『萌の朱雀』)
第12回高崎映画祭 若手監督グランプリ(『萌の朱雀』)
第47回芸術選奨 文部大臣新人賞(『萌の朱雀』)
第53回ロカルノ国際映画祭 国際批評家連盟賞・ヨーロッパ国際芸術映画連盟賞
第3回ブエノスアイレス国際映画祭 最優秀撮影監督賞
第60回カンヌ国際映画祭 グランプリ(審査員特別大賞)(『殯の森』)
奈良県民栄誉賞
エストニア/タリンブラックナイツ国際映画祭 NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)
マケドニア国際映画祭 観客賞・市長賞
第22回高崎映画祭 最優秀監督賞
Time for Peace Asian Film Award
第62回カンヌ国際映画祭 金の馬車賞
第12回ウラジオストク国際映画祭 グランプリ
フランス芸術文化勲章 シュヴァリエ章
第60回バリャドリード国際映画祭 最優秀監督賞
2015年度全国映連賞 監督賞(『あん』)
第45回報知映画賞 監督賞(『朝が来る』)
第75回毎日映画コンクール 監督賞(『朝が来る』)
第44回日本アカデミー賞 優秀監督賞(2021年、『朝が来る』)

河瀨直美の書籍

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