エリック・タブチ
Eric TABUCHI
1959年パリ生まれ、パリ在住。
社会学を学び、オーガスト・サンダースの作品に出会った後、写真家としてのキャリアをスタート。1999年、他のアーティストとともに集団Glassboxを設立し、以来、多くの展覧会に参加している。2007年には、フローレンス・ローウィ社から「Hyper Trophy」、「Twentysix abandoned gazoline stations」、「Alphabet truck」という写真集シリーズを出版。タブチは、パレ・ド・トーキョー、コンフォール・モデルヌ、レ・アバトワールなど、数々の主要な場所で作品を発表してきた。2012年からは「Atlas of Forms」に取り組んでいる。2017年には「Atlas des Régions Naturelles(自然地域のアトラス)」を開始し、このプロジェクトは今後数年にわたって追加・拡張を続ける予定。
日本人の父とデンマーク人の母を持つタブチは、領土、記憶、アイデンティティのアイデアを軸に作品を制作している。建築の類型は彼の芸術の主な主題を形成している。写真に加え、オブジェやインスタレーションも制作している。