柚木沙弥郎 life・LIFE (D)
表紙は全4種類ございます。
1969-2020年までの染色作品を、写真家・平野太呂が撮り下ろし。A3変形の大判に全図と原寸大を収録。
染色家でアーティストの柚木沙弥郎さん。型染めで布に模様を大胆にあしらった染色作品をはじめ、版画や絵画、立体、絵本など、70年を超す創作活動は今日も続いています。近年ではIDÉEや京都のACE HOTELとのコラボレーションなど、世代を超えて注目を集めています。本書は、東京・立川のPLAY! MUSEUMで開催された展覧会「柚木沙弥郎 life・LIFE」の図録として刊行された特製アートブックです。3メートルほどの長さのある染色作品に迫るため、A3変形の判型を採用。1969年から2020年までにつくられた作品を写真家の平野太呂が撮り下ろし、全図と断ち落とした原寸大の布を12の片観音いっぱいにレイアウトしました。そのほか、代表的な染色作品、愉快な絵本の原画、紙粘土と布で作られたユーモラスな人形を大判に収め、インタビュー「心を形で残す」を168ページに収録。原寸大の染色作品を断ち落としたB1変型サイズのポスターが本のカバーとしてつきます。
― 出版社説明文より
柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)
染色家・アーティスト。1922年、東京都生まれ。1942年、東京帝国大学文学部美学・美術史科に入学。1946年、岡山県の大原美術館に勤め、柳宗悦の「民藝」に出会い、芹沢銈介に師事し染色家に。1972年に女子美術大学の教授、1987年からは学長を務めた。染色のほか、版画、人形、絵本などさまざまな作品を制作・発表。国内の公立美術館のほか、フランス国立ギメ東洋美術館でも展覧会を開催。