shashasha 写々者

Joan Albert（1943年-2012年）は、1970年代から1990年代初頭にかけて、アメリカ・マサチューセッツ州で短期間に驚くべき作品群を作り上げた。

成長する息子たちの親密な写真は、感情、ユーモア、そして20世紀末の10代、20代の少年たちの強迫観念に満ちている。また、彼女の両親や友人、隣人とその子供たちを4×5インチのビューカメラで撮影した写真も同様に、親子関係の複雑さと激しさを表現しており、細部まで豊かに描き込まれている。

本書は、アメリカ人アーティストSage Sohierが編集し、Tamara Shopsinがハンドペイントのタイポグラフィーを施したもので、Albertの美しく慈愛に満ちた作品の全貌を初めて見ることができる。